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Chiami il mio nome,Dica che lei amato. 05

リボツナ。

頭の中の消しゴム系
*
*

「カレンダーを見たら、今日は検診の日だったからシャマルのところに行こうとしたら、道に迷って、そのうちにもう何がなんだかわからなくなって」

綱吉はそう言って、眉毛をハの字にして言った。

今日は検診の日では無い。

「今日は何月何日かわかるか、」

問うと、綱吉は首を傾げて、まだ一週間ほど先の検診日を告げた。

頭の中がぐらぐらとして休みたかったが、そうはいかない。綱吉をつれてひとまずシャマルの居る部屋へと踵を返した。



「おお、よくきたな、ツナ」

シャマルは綱吉をみて、ゆっくりと驚きの顔を隠す様に笑った。

結局、診察をすることとして、おざなりに何度か質問をした後、別れを告げた。

綱吉は終始落ち着かないようにしていたが、隣に座って手を握ってやると、安心したのか、みっともなく目を泳がせるのをやめた。まるでまだ年端もいかぬ子供のような仕草に、この病の進行をみた。

こうして、いつか何も分からなくなるというのを、本人はどれくらい分かるのだろうか。本人さへきづかないことなどなければいいとおもう。ふとしたときに忘れたことを思い出して、胸を痛めてくれればいいと、そんな無責任な感情に流されそうになってしまう。

甘えるな、そう自分に言い聞かせる。屋敷に帰ったらカレンダーになにかまた工夫をしなければならない。

「あれ?どこだろう」

「あん?何がだ」

綱吉は質問に答えることなくあちこちを探しまわる。まるで自分一人しかここにいないというような行動に、背中に冷たい物が流れた。

「ん?どこ?」

寝室やバス、トイレの扉から、机の下まで、部屋のなかを行ったり来たりしながら何かを探しまわる。

「どこ行ったのかな.........」

言いながら正面の椅子に座ったかと思うと、

「あれ?リボーン、何処に行ってたのさ?探してたのに」

「ああ?何言ってるんだ、さっきからここにいたぞ。おまえが探しまわってるうちからずっとな」

「あれえ?居るなら言ってよ」

「最初から居ただろ、」

「そうだっけ...?..................もしかして、また忘れてた.....のかな」



嗚呼。その日は近づいてるのか、

心の底にナイフで傷をつける感覚がした。

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