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午前7時の誓い-事は加速して-

リボツナです。「-事は転じて-」の続き。

あまあまな綱吉ファーストキス!!
*
*

「……ツナ、」

水から顔を出して、未だに呆然としている綱吉の濡れた体を抱き寄せる。

出会った頃はこの身体は小さすぎて、辛そうにしている綱吉を抱き寄せることも
、できなかった。



もしもこのまま家庭教師でいられたら、気持なんて伝えようがなかった。けれど
、伝えてさらにもっとずっと隣に居たくなる。

綱吉の髪から滴が落ちて、リボーンの鎖骨を滑った。

好きだなんて簡単で幼稚な感情ではないから、一層複雑で、眉をしかめる。

「リボーン……」

矢先に、綱吉が背を伸ばして、ついばむようなキスをしてくる。

もう、この気持の行方と、原因と、これからのことなんて考えるのはよそうとリ
ボーンはそれらをかなぐり捨てた。

「ダメツナ、何だ挨拶のキスかこれは、」

「な!」

イタリア男め!最低だな!奥ゆかしい日本人のなかでも加えて内気(?)な俺が有機を振り絞ったってのに!と抗議する可愛い顔に吸い寄せられるように、ゆっくりと額、目蓋、こめかみ、頬、と下って行く。

そこで一旦顔を離して綱吉を見ると、色白の顔をうっすら紅く染めて、潤んだ瞳と目があった。

嗚呼、そう心の中でつぶやいて、リボーンは何も考えずに唇をあてた。

唇が触れた瞬間、綱吉の唇に力が入り、きゅっと引き結ばれる。

全体の空気が緊張にぴりりと張りつめた。

リボーンはその引き結ばれた唇を綻ばせるように、舌で舐めながら、

「息、していいんだそ。」

「っ」

閉じていた綱吉の瞳が不安そうに見開かれて、おずおずとリボーンの目をみてくる。

「.......鼻だ、鼻。普通にしてればいいんだよ」

初めてなのか、と少し微笑ましい。

そう言うと、安心したのか、そっと鼻で息を継いで(けれどまだどこか緊張したようにそろそろと、だけれど)唇まで薄く開いた。

それを逃さず、リボーンは熱い舌を差し入れる。

驚いたように閉じようとする唇を、もっと深く口づけることで阻止して、逃げ惑う綱吉の舌を絡めとる。

「.....っふ、」

小さく漏れる鼻に掛かる甘い声が、ますますリボーンを加速させていった。






「お前、手えだすの早いのはイタリア男だからなの?」

「手ぇ出すも何も、まだキスしかしてねえだろ」

「んま、そうだけど」

なんだかんだ言って口にするのはファーストキスだったらしい綱吉の唇は柔らかく、しかしプールに入ったせいで少し湿っていた。

先ほどの深い口づけのせいで、頬は上気して、水で張り付いた白いワイシャツが、透けて下の肌が見えている。

それさへも熱を呼ぶ道具のように、リボーンは自分のなかに制御しづらい激情が微かに首を擡げるのを感じる。
どうにか堪えて、そばに抱きしめた綱吉に悟られないように(というか悟られる筈もないのだが)汗ばむ掌を水につけた。
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