悪い子
西日。
ちょっとアダルティ^^
ちょっとアダルティ^^
悪い子
ゴールデンウィークで浮き足たった大人たちが、ハイテンションで夜ももう大概遅いというのに、酒でも飲んでいい気分に成っているのか、嬉しそうに歩いて行く。
この国の人間は、総じて表情が薄く、感情が読み取りにくいと思っていたのだが、こんな時は驚く程、何を思っているのか手に取るように分かるのだった。
自分の国の人間であれば、もうそれはそれは嬉しいのだというのを、体いっぱいにして表現し、関係のない他人までも巻き込むのだろうから、まだおとなしいものと言える。
道ばたで突然ギターをかき鳴らし始める男もいなければ、それにのって歌いだす通行人、踊りだす女も居ない。
「なんや、みんなほんまに嬉しそうやね」
隣で、大人たちと同じように、酒を飲み、少し酔いがまわっているのか、にこにこ、にこにこ笑って普段ならありえないスキンシップをはかっている日本に言うと、呂律のまわらない、舌っ足らずな話し方で唇を尖らせた。
「私たちらって、お休みをもらえらら、嬉しいんれすよ!」
別に、仕事しかすることがないからとか、仕事がすきだから、とかそういう訳じゃないんですからね!とは言うが、彼の働きぶりを見れば、少しは仕事をしているのが好きなのだと思わざるを得ない。いや、もしかすると、単にまじめすぎるて、サボり方も、息の抜き方も知らないだけかもしれないが。
絡ませてくる腕をそのままにして、空いた左手でさらさらと障り心地の良い黒髪を撫でた。
「ん?なんれすか、スペインさん?飲み足りないんれすか?」
淡く上気した頬が、うるうるとしている黒い眸と相まってすぐそこで抱きしめて唇を貪りたい欲にかられる。
本当の事をいうなら、酒を飲みに出かけたときから、徐々にそんな気持ちにかられていたが、人の見ていない隙にキスをするのでも真っ赤になっておこるから、うずうずとしていたのだ。
「あかんよ、そんなんされたら、今ここでしたなるやん」
そういいつつ、視線でどこか細い路地は無いかと探す自分にさらに体が熱くなった。
ここは自国ではなく、彼の国なのだ、そんなことをしてしまえばしばらく口をきいてくれないかも知れない。そんなことになったら、せっかく彼の休日に会わせて休暇をとってやってきたのに悲しい結果になってしまう。
「んー、うー、いいれすよ、めちゃくちゃにされてもいい気分れす」
「、日本?」
それって外でしたいってことやないんですか、と聞く事も出来ずに心臓と脳が異常な回転の速さでドキドキを増産している。
「そんなん・・・・あれやん、据え膳ってやつなん?日本、親分本気にしてまうで?」
ふわふわしていた日本の腕を掴んで、公衆トイレの個室に押し込んだ。
めちゃくちゃにされてもいいと言った日本は、もうさっきの発言を忘れているのかきょとんとしている。
でも、もうすでに少し存在を主張はじめた自身をおさめるためには、彼の手を借りねばならないようだ。
公衆トイレの微かな灯りと、アンモニア臭がさらに興奮を誘った。やはり非日常で、背徳感が混じるとより楽しいというのが本当かもしれない。
「スペイン、さん・・・・?ここ・・・・」
くてん、と首を傾げて、上目遣いで見上げられて、しかもその差し出された手の行き先が、存在を主張し始めた自身が収まるその場所で、そこから理性は完全に消え去った。もともとやわやわだった理性だ。崩れ去るのも光の早さだ。
「スペインさんのばか・・・・」
「ごめんな、ほんまごめん。我慢できひんかってん。・・・・やけど、日本やって誘ったんやんか、お互い様っちゃう?」
肩にかじりつくようにして顔を埋めている日本の背中をゆっくりとさすってやる。
もちろん、当然突然衝動に駆られたから、本来使うべき物を持っていなかった。(持っていても使うかどうかはほぼ変わりきった事だけれど)
だから、出して達しようと思ったのに、日本がいやがった。
そのとき自分がにんまり笑ったのは間違いないが、嬉々として中で彼に包まれて熱い迸りを注いだのだ。当然、洗う風呂場も無い。
それで、今に至るのだった。抱き上げてもそんなに重さは感じないが、猫のように肩にかじりついて、爪を立てるのでかなわない。
「ふふ、なんや、猫ちゃんみたいやね」
日本は日本で、後穴から注がれたそれが溢れ出ないように必死なのだが、そんな姿がなんとも可愛いのだ。
「スペインさんなんて嫌いれす・・・」
「・・・・・・・ん?今、何て?そんなん赦さへんで?あかんなあ、そんなん言うん、お仕置きしたらな。さ、もう着いたし、思う存分可愛がったるでな、」
どんな声で啼かしてやろうか、縁側に出て月明かりでするのも良いかもしれない。
羞恥心で真っ赤になる日本の姿を思い浮かべて、唇を舐めた。
ゴールデンウィークで浮き足たった大人たちが、ハイテンションで夜ももう大概遅いというのに、酒でも飲んでいい気分に成っているのか、嬉しそうに歩いて行く。
この国の人間は、総じて表情が薄く、感情が読み取りにくいと思っていたのだが、こんな時は驚く程、何を思っているのか手に取るように分かるのだった。
自分の国の人間であれば、もうそれはそれは嬉しいのだというのを、体いっぱいにして表現し、関係のない他人までも巻き込むのだろうから、まだおとなしいものと言える。
道ばたで突然ギターをかき鳴らし始める男もいなければ、それにのって歌いだす通行人、踊りだす女も居ない。
「なんや、みんなほんまに嬉しそうやね」
隣で、大人たちと同じように、酒を飲み、少し酔いがまわっているのか、にこにこ、にこにこ笑って普段ならありえないスキンシップをはかっている日本に言うと、呂律のまわらない、舌っ足らずな話し方で唇を尖らせた。
「私たちらって、お休みをもらえらら、嬉しいんれすよ!」
別に、仕事しかすることがないからとか、仕事がすきだから、とかそういう訳じゃないんですからね!とは言うが、彼の働きぶりを見れば、少しは仕事をしているのが好きなのだと思わざるを得ない。いや、もしかすると、単にまじめすぎるて、サボり方も、息の抜き方も知らないだけかもしれないが。
絡ませてくる腕をそのままにして、空いた左手でさらさらと障り心地の良い黒髪を撫でた。
「ん?なんれすか、スペインさん?飲み足りないんれすか?」
淡く上気した頬が、うるうるとしている黒い眸と相まってすぐそこで抱きしめて唇を貪りたい欲にかられる。
本当の事をいうなら、酒を飲みに出かけたときから、徐々にそんな気持ちにかられていたが、人の見ていない隙にキスをするのでも真っ赤になっておこるから、うずうずとしていたのだ。
「あかんよ、そんなんされたら、今ここでしたなるやん」
そういいつつ、視線でどこか細い路地は無いかと探す自分にさらに体が熱くなった。
ここは自国ではなく、彼の国なのだ、そんなことをしてしまえばしばらく口をきいてくれないかも知れない。そんなことになったら、せっかく彼の休日に会わせて休暇をとってやってきたのに悲しい結果になってしまう。
「んー、うー、いいれすよ、めちゃくちゃにされてもいい気分れす」
「、日本?」
それって外でしたいってことやないんですか、と聞く事も出来ずに心臓と脳が異常な回転の速さでドキドキを増産している。
「そんなん・・・・あれやん、据え膳ってやつなん?日本、親分本気にしてまうで?」
ふわふわしていた日本の腕を掴んで、公衆トイレの個室に押し込んだ。
めちゃくちゃにされてもいいと言った日本は、もうさっきの発言を忘れているのかきょとんとしている。
でも、もうすでに少し存在を主張はじめた自身をおさめるためには、彼の手を借りねばならないようだ。
公衆トイレの微かな灯りと、アンモニア臭がさらに興奮を誘った。やはり非日常で、背徳感が混じるとより楽しいというのが本当かもしれない。
「スペイン、さん・・・・?ここ・・・・」
くてん、と首を傾げて、上目遣いで見上げられて、しかもその差し出された手の行き先が、存在を主張し始めた自身が収まるその場所で、そこから理性は完全に消え去った。もともとやわやわだった理性だ。崩れ去るのも光の早さだ。
「スペインさんのばか・・・・」
「ごめんな、ほんまごめん。我慢できひんかってん。・・・・やけど、日本やって誘ったんやんか、お互い様っちゃう?」
肩にかじりつくようにして顔を埋めている日本の背中をゆっくりとさすってやる。
もちろん、当然突然衝動に駆られたから、本来使うべき物を持っていなかった。(持っていても使うかどうかはほぼ変わりきった事だけれど)
だから、出して達しようと思ったのに、日本がいやがった。
そのとき自分がにんまり笑ったのは間違いないが、嬉々として中で彼に包まれて熱い迸りを注いだのだ。当然、洗う風呂場も無い。
それで、今に至るのだった。抱き上げてもそんなに重さは感じないが、猫のように肩にかじりついて、爪を立てるのでかなわない。
「ふふ、なんや、猫ちゃんみたいやね」
日本は日本で、後穴から注がれたそれが溢れ出ないように必死なのだが、そんな姿がなんとも可愛いのだ。
「スペインさんなんて嫌いれす・・・」
「・・・・・・・ん?今、何て?そんなん赦さへんで?あかんなあ、そんなん言うん、お仕置きしたらな。さ、もう着いたし、思う存分可愛がったるでな、」
どんな声で啼かしてやろうか、縁側に出て月明かりでするのも良いかもしれない。
羞恥心で真っ赤になる日本の姿を思い浮かべて、唇を舐めた。
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店名:三日月商會
アドレス:http://blaueterra.blog.shinobi.jp/
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