おかしいな?
伊日。
史実を含みます。(と、いってもウィキ先生頼みですけど)
史実を含みます。(と、いってもウィキ先生頼みですけど)
おかしいな?
あれ?可笑しいな。どうしてこんなに胸がどきどきしているんだろう?
初めて会った時は、小さなその体に狭い肩幅、黒々とした大きな眸に、女の子だと勘違いをしていた。
すぐにその誤解は解かれたのだけど、そう、確かに初めて会ったときからずっと大好きだったのだ。
その好きは、いつも悲しい顔をしていれば慰めてくれて、甘やかしてくれて、頭を撫でてくれる、マンマみたいな存在に対する好きで、友人のドイツや兄のロマーノたちに対する好き、と同じだった筈だ。
なのに、今、こんなに胸が早鐘を打っているのはどうしてだろう?頬も、目の前に見える日本と同じようになってるのに違いない、とても熱かった。
長かった戦争も終わり、主権を回復した日本が会議に復帰するまでそんなに時間はかからなかった。
未だアメリカと連れ立っていて、騎士気取りのアメリカやイギリスのガードは固く、なかなか自分もドイツも近寄る事ができないでいた。
しかし、結局は約束を破ってしまった2人を、日本は攻める事はしなかったし、むしろこのような形になってしまって申し訳なく思います、とさへ言ってくれた。
その言葉だけでも十分にこの負い目を溶かしてくれていたが、できるなら、あの辛くも楽しかった日々に戻りたいと思っても、出来ないというのが現状で、ようやく日本との国交を復帰することができたのは、戦争が終わって6年の歳月を超えてからだった。
それから少しずつリハビリをするようにして距離を近づけていき、久しぶりに三人でどこかへ行こう、という話になって、最終的には日本の沖縄に行こうという話になったのだ。
日本は初め、色よい返事をしなかった。何故なら、そこはアメリカの支配の色が濃く残っている場所で今現在も日本の足に印をのこしている。日本の体には、左腕にはロシアの、右足の甲にはアメリカの印があった。
夏の暑い盛りの事で、日本との国交が復活して15年、戦争が終わって実に20年の月日が経っていた。
ノリの良い歌謡曲を聞きながら、沖縄の砂浜を歩いて、「日よけを借りてくる」と言ってどこかへ行ってしまったドイツを待ちながら、あまりに強く照らし付けてくる日差しに力なく熱いです・・・と零す日本を追い立てて、木陰で涼もうと、歩き始めた時だった。
砂浜の木に足が当たって、よろけてしまったのだ。それだけならまだいい。この時期体調が優れず、未だに青白い膚をしている日本は、倒れかけたこの体を支える事が出来ずに、後ろの木に背中をぶつけた。その上、日本を木でサンドするみたいに、ぎゅっと押し付けてしまったのだ。
「ヴェ!ごごごごめんね・・・!」
慌てて目を開けると、大きく目の前を独占しているのは、象牙色の膚と、長い睫。そう、こんなにも顔を近づけてしまったのは初めてだった。と、思う。もちろん、ハグだってキスだって、昔はしていた筈だった。けれど、戦争を挟んでからは、簡単にはそうできない何かがあった。
「・・・・に、にほ・・・」
「すみません、平気です。大丈夫ですか?フェリシアーノく・・・・あ、」
彼が、自分を名前で呼ぶのは、あの戦争の最中、最後に会った時が最後だった。国交が復活しても、日本は「イタリアくん、」と呼んで、決して以前みたいに「フェリシアーノくん」と呼んでくれなかったのだ。
はっと頬を染めた日本を見て、こちらも心臓が早鐘のように鳴り響く。口から心臓が出て行ってしまいそうだ。
じりじりと、太陽のせいか、体の内側から来る熱のせいか、頬が熱いし体もあつい。じんわりと汗をかいている気がする。
どうしてこんなに、胸がどきどきするんだろう?
あれ?可笑しいな。どうしてこんなに胸がどきどきしているんだろう?
初めて会った時は、小さなその体に狭い肩幅、黒々とした大きな眸に、女の子だと勘違いをしていた。
すぐにその誤解は解かれたのだけど、そう、確かに初めて会ったときからずっと大好きだったのだ。
その好きは、いつも悲しい顔をしていれば慰めてくれて、甘やかしてくれて、頭を撫でてくれる、マンマみたいな存在に対する好きで、友人のドイツや兄のロマーノたちに対する好き、と同じだった筈だ。
なのに、今、こんなに胸が早鐘を打っているのはどうしてだろう?頬も、目の前に見える日本と同じようになってるのに違いない、とても熱かった。
長かった戦争も終わり、主権を回復した日本が会議に復帰するまでそんなに時間はかからなかった。
未だアメリカと連れ立っていて、騎士気取りのアメリカやイギリスのガードは固く、なかなか自分もドイツも近寄る事ができないでいた。
しかし、結局は約束を破ってしまった2人を、日本は攻める事はしなかったし、むしろこのような形になってしまって申し訳なく思います、とさへ言ってくれた。
その言葉だけでも十分にこの負い目を溶かしてくれていたが、できるなら、あの辛くも楽しかった日々に戻りたいと思っても、出来ないというのが現状で、ようやく日本との国交を復帰することができたのは、戦争が終わって6年の歳月を超えてからだった。
それから少しずつリハビリをするようにして距離を近づけていき、久しぶりに三人でどこかへ行こう、という話になって、最終的には日本の沖縄に行こうという話になったのだ。
日本は初め、色よい返事をしなかった。何故なら、そこはアメリカの支配の色が濃く残っている場所で今現在も日本の足に印をのこしている。日本の体には、左腕にはロシアの、右足の甲にはアメリカの印があった。
夏の暑い盛りの事で、日本との国交が復活して15年、戦争が終わって実に20年の月日が経っていた。
ノリの良い歌謡曲を聞きながら、沖縄の砂浜を歩いて、「日よけを借りてくる」と言ってどこかへ行ってしまったドイツを待ちながら、あまりに強く照らし付けてくる日差しに力なく熱いです・・・と零す日本を追い立てて、木陰で涼もうと、歩き始めた時だった。
砂浜の木に足が当たって、よろけてしまったのだ。それだけならまだいい。この時期体調が優れず、未だに青白い膚をしている日本は、倒れかけたこの体を支える事が出来ずに、後ろの木に背中をぶつけた。その上、日本を木でサンドするみたいに、ぎゅっと押し付けてしまったのだ。
「ヴェ!ごごごごめんね・・・!」
慌てて目を開けると、大きく目の前を独占しているのは、象牙色の膚と、長い睫。そう、こんなにも顔を近づけてしまったのは初めてだった。と、思う。もちろん、ハグだってキスだって、昔はしていた筈だった。けれど、戦争を挟んでからは、簡単にはそうできない何かがあった。
「・・・・に、にほ・・・」
「すみません、平気です。大丈夫ですか?フェリシアーノく・・・・あ、」
彼が、自分を名前で呼ぶのは、あの戦争の最中、最後に会った時が最後だった。国交が復活しても、日本は「イタリアくん、」と呼んで、決して以前みたいに「フェリシアーノくん」と呼んでくれなかったのだ。
はっと頬を染めた日本を見て、こちらも心臓が早鐘のように鳴り響く。口から心臓が出て行ってしまいそうだ。
じりじりと、太陽のせいか、体の内側から来る熱のせいか、頬が熱いし体もあつい。じんわりと汗をかいている気がする。
どうしてこんなに、胸がどきどきするんだろう?
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