馬鹿でイカれたマンモーニ!
伊日。
ただ単に会議場でみんなの見てる前で伊を切れさせたかっただけです・・・。
ただ単に会議場でみんなの見てる前で伊を切れさせたかっただけです・・・。
馬鹿でイカれたマンモーニ!
その日は常々溜まった苛々が、なみなみとコップに注いだジュース見たいに、すこしの衝撃でこぼれてしまいそうだったのだ。
彼を見るな、触るな、話しかけるな、噂をするな、そんな風に周りを見ながら、頬杖をついている。隣に座る兄が、「ひでえ顔だ」とか言っていたけれど、そんなこと知ったこっちゃない。言っておくが、別に普段からこんな人間なわけじゃないんだから。ただ、今日はちょっと虫の居所が非常に悪いだけなんだ。
愛しい人の隣に座る、忌々しい金髪の若造が我が物顔で会議を進行させている。
どうせ、今日もいつもと同じことが起こると思うと、どれだけ歯を食いしばってもたりない位で、腹が立つから床を蹴る。
いいかげん傷つけられた日本を見るのも、我が物顔で有無を言わさず条件を飲ませるあいつを見るのもうんざりだ。
「あっは!よく言うよ!いいかげんその馬鹿げた考えに日本を巻き込むの、やめたら?日本はお前のマンマじゃないんだよ、馬鹿でイカれたマンモーニ!」
苛々を通り越して、もう限界で、椅子を倒して立ち上がった。
何がどうなったのか、会議場は騒然としてさざ波のようなひそひそ話を生んだ。
日本の腕を掴んでいるアメリカは顔を真っ赤にしながらも唖然とした間抜け面で彼を見ているし、掴まれているとうの本人は呆然として目を見開いて固まっている。
それもそのはず、彼は外見からも、普段の行動からも、そのような言葉を発するとはそうそう思えなかったからで、いつも彼と行動をともにしているドイツでさへ、戸惑いを隠せないといった表情をしている。ただ、彼の隣に座っている兄のロマーノだけがやらかした、という顔をしていた。
「な、なんだい、イタリア!君こそ、いいかげん戦争の前の関係は終わったって理解したらどうなんだ!君はあのとき、日本を裏切った上に、助けることもできなかったじゃないか。日本は俺が世話をしたんだし、これくらい当たり前なんだぞ!」
はっとして反論するアメリカが、日本の腕を掴んだ手を乱暴に引っ張って、前へ引き出した。
「ちょ、痛いですアメリカさん・・・!」
小さく悲鳴を上げる日本に、その会場にいた誰もが苦虫をかみつぶしたような顔をアメリカに向けていたのを、彼は知らない。
常日頃、類い稀なる独占欲で日本を縛っているのだが、それをよく思わない者は多い。
今日も今日で、無理難題を押し付けて、いやがるところを押し切り、承諾させようとしていた。確かに、ここへ復帰してきてまだ日の浅い日本は、アメリカを頼っているのは事実だけれど、意思を無視して言い訳ではない。
ようやく日本を取り戻したと思っていたのに、復権した後も思うがままに動かそうとするやり口に、苛々は募るばかりで、今日の会議が始まった時から機嫌はわるかったのだ。
日本の腕を掴んでいたアメリカの手を、引きはがして爪を立てる。
爪が手のひらにめり込むのを感じた。
このまま突き破ってしまいたいくらいだ。
「・・・日本が痛いって、言ってるの、聞こえなかったの?」
「い、イタリアくん・・・!だめです、」
ぎりぎりと立てる爪、反対側の腕を日本が掴んだ。手が、震えていた。
「貴方がそんなことをする必要はありません・・・手を、話してください。アメリカさんも、・・・確かに、貴方が居なければ、今は私はやっていけません。でも、私は、貴方の道具では・・・・ない。」
手の震えと同じく、日本の落ち着いた声音は、少しだけ震えているように思えた。そして静かに、会議室のざわめきを打ち消した。
「・・・今日の会議はこれで終わりだ。」
イギリスが、席を立った。それに続いて各各席を立ち、こちらを心配そうに、おもしろそうに見ながら、扉へと向かう。
それを横目で見ながら、背中に感じる日本の温度をしっかりと刻んだ。
自分が、今度は日本を守ると、決めたのだから。復讐は遂げた。けれどそれが終着点ではない。
「日本、行こう。」
彼の細い腕に見合う柔らかい力で日本の手を握ると、まだ立ちすくんでいるアメリカをそのままに、会議場から出る人の波に紛れた。
その日は常々溜まった苛々が、なみなみとコップに注いだジュース見たいに、すこしの衝撃でこぼれてしまいそうだったのだ。
彼を見るな、触るな、話しかけるな、噂をするな、そんな風に周りを見ながら、頬杖をついている。隣に座る兄が、「ひでえ顔だ」とか言っていたけれど、そんなこと知ったこっちゃない。言っておくが、別に普段からこんな人間なわけじゃないんだから。ただ、今日はちょっと虫の居所が非常に悪いだけなんだ。
愛しい人の隣に座る、忌々しい金髪の若造が我が物顔で会議を進行させている。
どうせ、今日もいつもと同じことが起こると思うと、どれだけ歯を食いしばってもたりない位で、腹が立つから床を蹴る。
いいかげん傷つけられた日本を見るのも、我が物顔で有無を言わさず条件を飲ませるあいつを見るのもうんざりだ。
「あっは!よく言うよ!いいかげんその馬鹿げた考えに日本を巻き込むの、やめたら?日本はお前のマンマじゃないんだよ、馬鹿でイカれたマンモーニ!」
苛々を通り越して、もう限界で、椅子を倒して立ち上がった。
何がどうなったのか、会議場は騒然としてさざ波のようなひそひそ話を生んだ。
日本の腕を掴んでいるアメリカは顔を真っ赤にしながらも唖然とした間抜け面で彼を見ているし、掴まれているとうの本人は呆然として目を見開いて固まっている。
それもそのはず、彼は外見からも、普段の行動からも、そのような言葉を発するとはそうそう思えなかったからで、いつも彼と行動をともにしているドイツでさへ、戸惑いを隠せないといった表情をしている。ただ、彼の隣に座っている兄のロマーノだけがやらかした、という顔をしていた。
「な、なんだい、イタリア!君こそ、いいかげん戦争の前の関係は終わったって理解したらどうなんだ!君はあのとき、日本を裏切った上に、助けることもできなかったじゃないか。日本は俺が世話をしたんだし、これくらい当たり前なんだぞ!」
はっとして反論するアメリカが、日本の腕を掴んだ手を乱暴に引っ張って、前へ引き出した。
「ちょ、痛いですアメリカさん・・・!」
小さく悲鳴を上げる日本に、その会場にいた誰もが苦虫をかみつぶしたような顔をアメリカに向けていたのを、彼は知らない。
常日頃、類い稀なる独占欲で日本を縛っているのだが、それをよく思わない者は多い。
今日も今日で、無理難題を押し付けて、いやがるところを押し切り、承諾させようとしていた。確かに、ここへ復帰してきてまだ日の浅い日本は、アメリカを頼っているのは事実だけれど、意思を無視して言い訳ではない。
ようやく日本を取り戻したと思っていたのに、復権した後も思うがままに動かそうとするやり口に、苛々は募るばかりで、今日の会議が始まった時から機嫌はわるかったのだ。
日本の腕を掴んでいたアメリカの手を、引きはがして爪を立てる。
爪が手のひらにめり込むのを感じた。
このまま突き破ってしまいたいくらいだ。
「・・・日本が痛いって、言ってるの、聞こえなかったの?」
「い、イタリアくん・・・!だめです、」
ぎりぎりと立てる爪、反対側の腕を日本が掴んだ。手が、震えていた。
「貴方がそんなことをする必要はありません・・・手を、話してください。アメリカさんも、・・・確かに、貴方が居なければ、今は私はやっていけません。でも、私は、貴方の道具では・・・・ない。」
手の震えと同じく、日本の落ち着いた声音は、少しだけ震えているように思えた。そして静かに、会議室のざわめきを打ち消した。
「・・・今日の会議はこれで終わりだ。」
イギリスが、席を立った。それに続いて各各席を立ち、こちらを心配そうに、おもしろそうに見ながら、扉へと向かう。
それを横目で見ながら、背中に感じる日本の温度をしっかりと刻んだ。
自分が、今度は日本を守ると、決めたのだから。復讐は遂げた。けれどそれが終着点ではない。
「日本、行こう。」
彼の細い腕に見合う柔らかい力で日本の手を握ると、まだ立ちすくんでいるアメリカをそのままに、会議場から出る人の波に紛れた。
PR
西條事情
店主:西條
リンク:同人サイト様のみ
店名:三日月商會
アドレス:http://blaueterra.blog.shinobi.jp/
メルフォは下にあります。
リンク:同人サイト様のみ
店名:三日月商會
アドレス:http://blaueterra.blog.shinobi.jp/
