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ふぇりたま!

伊日+ねこたりあ伊日
西條はねこの生態についてぜんぜん知識ないです^^
マウンティングは順位つけだとのことですが、一部では交尾の・・・・というのの、後者を採用しました^^
イタリア君が、猫を連れてきた。
彼にそっくりな猫を。その猫は、まだ名前は付けてないらしく、彼曰く、一緒にいることが出来ないことが多いから、代わりにおいて行くので、好きな名前を付けてかわいがってほしい、とのことだった。うちには、ポチ君のほかに、一匹、猫を飼っている。たま、というのが名前だが、れっきとした雄猫だ。
イタリアくんが言うには、ポチよりも私に似ているらしい。(ポチもポチで、うちにやってきた人間には、かならず、「日本に似てる!」と言われているのだ。しかし、たまにまで会えた人物ま未だ、数人しかいない)
やってきた新しい猫は、行動もかわいく、よく、「ヴェにゃ~~ん」と不思議な声を出して鳴いているが、さいきん引きこもり気味だったたまを外に連れ出したり、じゃれたり、とても楽しそうにしている。
猫に、フェリシアーノと名前を付けた。
我ながらなんとまあ恋する乙女か!と思いもしたのだが、まあ、彼に似ているのだから、致し方ないだろう、と自分にいいきかせている。
「たま~、た~ま、フェリくんも、ご飯ですよ~。」
夕方、ポチくんにご飯をあげてから、二匹のためにちょっと奮発して買ったマグロを、皿に盛る。前に、マグロをやったら、たまは、「うま、うま、うまいなあ~~~」とじゃべったので、あまりにも美味しかったのだろうと思い、それから何度かあげているのだが、じゃべったのは後にも先にもその時だけだった。
とてとて、とまず先にやってきたのはたまで、その後にフェリくんが続く。
二匹行儀よく並んで、皿の前に座る姿は、かわいすぎて腰痛を起こしてしまいそうなくらいである。
「はい、どうぞお上がりくださいな」
合図をすると、食べ始める二匹。本当に、仲がいいようで、フェリはたまから離れようとせず、食べている間も、フェリのしっぽは、たまの短いしっぽを絡めとろうとしていた。
食べ終わるのは、フェリくんの方が早い。食べ終えると、まだマグロをむさぼっているたまにじゃれつく。たまの短いしっぽを舐めてみたり、匂いをかいでみたり、咬んでみたり。しきりにマウンティングをしようとするから、しまいにはたまは、後少しのマグロを残して、フェリに転がされてしまった。
「・・・・・」
何か、身に覚えがあるのが悲しい・・・・。
舐め回されるたまが、不憫に思えてきてしまい、手をだして引き離そうかどうが迷ったのだが、たまは別段、いやがることはなかったので、(ただ、「にゃぁ~ん」と一声しただけで、あとはされるがままになっている。時折聞こえる「にゃっ」「みゃぉ」と小さく鳴く声が聞こえるが、普段、ロシアさんの連れてきたもっふもふの猫に組しかれたときに鳴いていた声(「んなぁおおおおおおお!」と怒った声だった)とは違うのだった)
もしかすると、フェリくんなりの愛情表現なのかもしれないからほうっておくことにした。
ぽちくんのご飯皿も回収して、こんどは自分の食事の準備を始めた。
台所の格子窓から、晴れ渡った青空が綺麗に見えている。遠く、高いところで、飛行機が飛んで行くのが聞こえた。
「日本~!俺だよ~!」
風を通すためにあけていた勝手口の向こうから、聞き覚えのある声が聞こえて、洗っていた皿を流しに置いて、顔を出す。
「日本!きちゃった!」
その先にいたのは、いまちょうど考えていたイタリアくん、その人で、予期せぬ訪問に驚くとともに、やってきた彼にとても心が弾んだ。
「まあ、まあまあ!よくいらっしゃいました!・・・・・ちょうど、貴方のことを考えていたところだったので、ちょっと驚いてしまいましたよ。」
「え?そうなの?嬉しいなあ~~!あのね、お土産、持ってきたんだよ?ワインと、パスタ。今日、泊まってもいい?」
断る訳が無い。彼は、上等そうなワイン用の袋と、紙袋に入ったパスタをちょっとあげて、にっこり笑った。
「わあ、ありがとうございます。・・・もちろんですよ!たまとフェリシアーノもよろこびます。」
「・・・・・・?フェリ・・・?」
ぱたり。一瞬、時がとまった。え、なんですっけ、コレ・ナンテ・エ・ロゲ?いずれ分かることながら、なんとまあ、顔から火が出るほど恥ずかしい。穴があったら入りたい。むしろもう、南セントレア・・・・・・!鎖国したい。
「おわああああああああああ!ぐ、あ、あの・・・・イタリアくんに、貰った・・・猫、なんですけど・・・・」
平常心がログアウトしました・・・・。半泣きで真っ赤な顔をしているこんな爺、嘲笑の的である。しかし、イタリアくんは、蔑む目も、ニヒルに口の端をあげてもおらず、ただ、彼も頬をそめて、涙目で呆然としていた。
「す、すみません・・・・勝手に・・・。イタリアくんに似ていたので、つい・・」
「うん、・・・・うん。わかってる。」
なんか、嬉しくて、と言って、ワインもパスタも足下にほっぽって、彼はぎゅっと抱きしめてくれた。
「ヴェニャーん」
発情したような音程の、フェリシアーノの声に、はっとして二人、勝手口から今を覗いた。
「はは!フェリシアーノもたまのこと好きなんだ~」
のんきにそんなことを言っているが、たまは、先にいった様に、雄である。
その、うずくまるたまに乗っかって、押さえつけ、腰を打ち付けているのは、フェリシアーノ。
「・・・・・!」
猫同士とはいえ、名前が名前だけに、なんだか人の情事を覗いているみたいで、恥ずかしい。しかも、たまはたまで、うずくまった先の手をにぎったりはなしたりしながら、どことなく、自分がイタリアくんとそういうことをしているときのことを思い起こさせる。
「んにゃ~~ぉお」
「ヴェニャーぁ!ヴェニャー!」

「・・・・ねえ、日本、」
いつもより、低いイタリアくんの、声。すこしかすれるようなその声は、彼が、熱を持ち始めたしるし。後ろからがっちりと抱きしめられて、身動きが出来ない。
肩をねっとりと舐められて、鳥肌が立つ。知らぬ間に、着物の合わせの間に彼の手が忍び込んでいて、飾りを弄ばれる。
「ふっ・・・ぁ!」
じりじりと、誘われるように熱を持ち始めてしまう自身に、狼狽えながら、横から貪られる唇にうっとりとして、思考がとろける。
昼間っからこんなことをするなんて、猫も猫なら飼い主も飼い主、ということか。
背後に、かたくなった彼のものがあたって、すでに後孔は疼き始めている。
次第に犯される意識に、頭の遠くの方で、
勝手口、しめたっけ?とつぶやいたけれど、すぐに快楽の渦に巻き込まれて消えた。
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