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Chiami il mio nome,Dica che lei amato. 08

リボツナ。

頭の中の消しゴム系
*
*

「、説明してもらうよ」

綱吉が疲れて、眠るように気を失うまで待っていた雲雀が、一歩こちらに近づいて、低く言った。

「わかった。…悪いが、他の守護者とヴァリアー部隊の…あいつらも呼んでくれ」

「……」






守護者と、ザンザス率いるヴァリアーからスクアーロ、ベルフぇゴール、マーモンの4人が集まった部屋の中は、綱吉が居ないせいで酷く暗く、まさに裏社会そのものだった。
部屋の中は黒いスーツと隊服でつつまれ、いつもならその中に一人だけ、白いスーツに身を包んだ綱吉がいる場所には、上着だけがかかっている。

「綱吉はどうした」

いの一番に口を開いたのはザンザスで、綱吉に久しぶりに会うのを楽しみにしていたのか、少し機嫌が悪かった。

「綱吉は隣の寝室だ。…が、これから重要な機密事項を話すからな。綱吉のことについて、だ」



一瞬にして皆が凍りついたように表情を固くする。

皆、何かあったのだろうかと思ったのだ。皆を集めているのに、ボスである綱吉がいないということは、もしやどこかの抗争に巻き込まれて負傷したとか、そういうことなのではあるまいな、と。そうではないと知っているのは今のところ、しばらくの綱吉の世話掛かりを言いつかっていた雲雀しかいない。

ザンザスがいつもの物も言わせぬ雰囲気が,一気に不安に揺れた。

微かに青ざめ、もうすでに頭の中で報復方法を描いているのかこめかみに小さく青筋が浮き出ている。

「…もったいつけんじゃねぇ早く言えよぉ」

何も言わずに押し黙っているザンザスにかわって、焦ったように言い出したのは綱吉を弟のように可愛がっているスクアーロだ。たまに報告の次いでだと言って寄ってきては、美味しい何かを置いてゆく。
今日もその手には有名菓子店の紙袋が握られている。

「………頂けませんね。まるで僕らだけが今まで知らなかったような言い種だ」
未だ口もきく事が出来ずに先を待っている者が多い中、次に口を開いたのは骸で、至極不愉快と言った顔で睨むように、オッドアイがきらめいた。



隣の部屋で、何も知らずに眠っているだろう綱吉を想い、憂鬱に思う。本人は皆に知られる訳には行かないとずっと思っているからだ。

しかし、それにも限界があったのだ。

「…先を言いなよ、赤ん坊」

雲雀が、押し殺した声で言った。



それぞれ、それに続くように口々に先を急ぐ。

ひとつ、ため息をついて、ようやく重い口が開く気配がした。



「綱吉はな、…若年性の、アルツハイマーだ。それも、かなり進行している。いづれ、お前らのことも、もちろん俺のことも忘れる。」



一瞬にして、部屋の中が鎮まり反った。

誰一人として口をきこうともしない。

皆一様に瞠目し、そして項垂れた。



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