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Chiami il mio nome,Dica che lei amato. 07

頭の中の消しゴム系

リボツナ
*
*

「…どういうことなの」

眉間に深くシワを刻み、雲雀が納得がいくように説明をもとめて言った。

「……」

本当のところ、最近ずっと調子がいいし、少しくらい居なくなっても大丈夫と踏んでいたものだから、何ともこんなへまをした自分に腹がたつ。

なにかを感じて帰ってきてよかったが、遅かった。

「とりあえず、綱吉をこっちに」

「綱吉は今、僕を君だと思ってる。」

雲雀の上着の裾を掴んで、まるで小さな子供のようにそな背に体をかくしてこちらを見ている。

これはいつも、記憶を無くした時によく綱吉がする行動だった。

「………綱吉、こっちにこい」

「り、ボーン」

「綱吉…」

手を差し出しても雲雀から離れようとしない。胸のうちに苦く辛いものが溢れた


しかし、そのまま暫く睨み合っていると、綱吉はぐるぐると部屋を見渡し始めた


机に置いてあるメモたち、カレンダー、写真立て、時計、机の周りだけでなく部屋中、いたるところに貼られたメモたち。

そしてある一点を見つけると、雲雀から手を離してそちらにふらふらとした足取りで走り寄った。

「綱吉……?」

綱吉は一枚のポラロイドを手に、それに書かれた文字をぢっと見る。以前に、綱吉がハートマークで二人を囲った写真だった。

「う、り、ぼーん?」

混乱するように雲雀と、写真とこちらを交互に見つめてくる。

徐々に表情が混乱に満ちたものになり、眉間にシワがよって、口元が引きつりだした。



(嗚呼、泣く、)



「う、…」

もはやどちらが本物なのか分からないくらいに混乱しているのだ。



「りぼっりぼーん!どこぉリボーン!リボーンてばぁ」

「綱吉!」



雲雀が見ているのにも構わず、崩れ落ちて泣きじゃくっている綱吉の細い体をを抱きしめる。



「いやぁっはなっ離して!リボーン!りぼーんん!」

混乱が高まったのか、余計と抱き締められたことで抵抗と叫び声を大きくする。

抱き締めた腕の中で、何とか其処から解放されようと暴れる。胸を叩き、突っぱ
ね、挙句髪の毛を引っ張るから、帽子が後ろへ向かって落ちていった。



「綱吉!落ち着け!」

「いやっはなせっリボーン助けてよぉっりぼーん!」

綱吉の手のひらが目からこめかみまでを抉るように押さえつけて、違う手が反対側の頬に爪を立てる。

「リボーンは俺だ!バカツナ!」




隙のないくらいにぴしりと決めたスーツ姿が、綱吉が落ち着くまでにはまるでには、ネクタイは緩まり、ボタンは外れ、くったりとしてしまっていた。
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