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Chiami il mio nome,Dica che lei amato. 06



頭の中の消しゴム系リボツナ
*
*



おはようリボーン、今日はなんだか調子がすっごくいいよ!

だって何が何だか分からないことなんて一つもないんだ!

だから、今のうちに伝えておきたいことがあるんだ。





「綱吉、起きて」

雲雀は未だベッドで眠る綱吉に半ば呆れながらも根気よく起こしている。

綱吉は薄目を開けてふぅ、となにかの動物みたいな声を上げてまた枕に頭を擦り付けて眠り出そうとしていた。

しかし、雲雀も雲雀で、リボーンから暫くの世話役を言い付けられているからここで投げ出す訳にもいかない。

本当を言えば、彼の世話役にと言われて心踊ったくらいなのだ。

「綱吉」



何度目になるか、ようやく綱吉はうっすらと瞳をあけた。

「おはようリボーン」

「……え」



「綱吉?」

「あれ、リボーン今日は朝早いんだな?」

目を擦りながら体を起こして、きちんと対面しても、態度はリボーンにするそれと変わりなかった。

一体どうなっているのか、混乱して思考が停止しかけるが、あまりの自然さに逆に不安を感じた。

(これは、寝ぼけてるんじゃ、ないの————。)



「綱吉、」

(もしかしてほんとうに僕をリボーンとまちがえているとしたらそれは………!)



「リボーン、もうお風呂入ったのか」



するりとシーツを溢して、綱吉が朝日の入る部屋のなかを一糸纏うことなく立ち上がった。

透けるような白い肌には、いつか噛み殺すと言ってつけてしまった古傷がちいさく目立たないように浮き上がり、その白い肌に散らばった紅い花弁と同じくして禁忌を思わせる。



「綱吉………君、」



その肩に手をかけようとしたその、まさにそのとき、



「綱吉から離れろ、雲雀」

ぴしゃりと空間のなかにうちつける甘い、けれど険を孕んだ声が漂った。

チッ、と舌打ちをしながら足音も激しく歩き出し、いままさに肩にかけられんとしていた腕を信じられない強さで捻り上げられる。

「悪いな、やっぱり世話役は無し、だ。俺の仕事に綱吉も連れていくことにする


「……なに言ってるの、ボンゴレのボスが軽々しく敵のアジトに向かうなんてあ
りえないよ。それに綱吉は——!」



きょとんと、未だに雲雀をリボーンだと思いこんでいる綱吉は、雲雀のスーツにすがりつく。



「………分かってる」

それを苦い、そしてアルコバレーノらしからね悲しげな顔で見つめると、ため息をついてそう告げた。
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